私はこの仕事を始める前まで実家のガソリンスタンドを継ぐため、他のガソリンスタンドで自動車整備士をやっておりました。自動車へのガソリン給油作業が主で、他にお客さまの自動車をお預かりして、整備や車検、洗車などの業務を行っておりました。整備の知識や技術はもちろん身につきましたが、それ以上にお客さま対応に力を入れている会社だったので、接客力も身につきました。私がしたことに感謝のお言葉をかけてくださったり、自分が提案したことを信頼して任せてくださった時にすごくやりがいのある仕事だと思いました。

その後、その会社を辞め実家に入り会社を経営していく立場に立った時、ガソリンスタンド業界、自動車業界の想像以上に厳しい現実を目の当たりにしました。今までの安定した収入があった環境と違い、さらに実家が地方で田舎のガソリンスタンドなので地域周辺の過疎化が急激に進み、毎年売り上げが下がっていく現状で生き残っていくことを考えたときに、保険代理店を思いつきました。元々祖父が損害保険の代理店をやっていたこともあり、整備工場もあったので、事故などの時、窓口を一本化できるなどを考えた時、大いに可能性のある職業だと思いました。

その後、損害保険ジャパン日本興亜（株）の保険代理店になるための教育制度に参加し、３年間の厳しい研修期間を経験しました。初めは生き残っていくため、生活していくためと選んだ職種だったのですが、前職の時と同様、お客さまに喜んでいただいた時、感謝のお言葉をいたただいた時に、本当にやりがいを感じるようになりました。特に保険という商品は目に見えないものなので、何よりも信頼していただかなければ購入していただけません。不安や心配事を話していただき、それらを「保険」という商品を通じて解消し、安心して毎日過ごせるようにともに考え、万が一の時にお客さまの支えになれること、こんなにやりがいのある仕事は他にはないと思っています。

まだまだ、事業をスタートして間もないこともあり、右も左もわからないような状況ですが、たくさんの応援してくださるお客さまに支えられながら日々奮闘中です。保険の仕事を通して、お客さまの人生が少しでも安心したものとなるようお手伝いができればと思い、これからも努力を続けていきたいと思いますので、どうぞこれからも変わらぬご支援のほどお願いします。